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ジブリ「天空の城ラピュタ」感がスゴイ! 〜 神秘の無人島・友ヶ島

今年は瀬戸内国際芸術祭が開催されたこともあり、犬島、豊島と瀬戸内海の島々を訪れましたが、今回は和歌山県にある無人島「友ヶ島」に行ってきました〜!!

 

この友ヶ島はある理由で最近は大人気のスポット。そのある理由は・・・「ラピュタ感がスゴイ!」

 

ジブリアニメの名作「天空の城ラピュタ」のような神秘的な雰囲気が堪能できるということで、早速行ってきました〜

出発地点は和歌山県和歌山市の加太港。ここから、友ヶ島汽船のフェリーに乗って行くのですが・・・

 

何とも味のある看板・・・笑 

フェリー乗り場にはすでに多くの方が並んでいました。客層がまた多種多様でびっくり!老若男女、国際色も豊か。

フェリーの定員は100名程度ですが、訪れた日はほぼ満員でした!季節によっても変わるそうですが、一日6便程度なので時間を確認し早めの行動が得策かもしれせん。

 

加太港を出港して約20分程度の船旅です!

 

船着き場に到着!無人島と聞いていましたがこの辺りには建物が残っているので思い描いていた島のイメージとは少し違っていました。

ここ友ヶ島は旧日本軍の要塞施設となっていた島で、当時の砲台や防備衛所の跡が残っています。

 

目指す場所は「第3砲台跡」という島内のメインスポット。今回は案内図にあるモデルコースの灯台・展望台コース(3.7km)を通り「第3砲台跡」を目指します!

 

フェリーの最終便は16:30なので余裕を持ったスケジュールを立てることをお勧めします。

さあ、早速無人島散策へレッツ、スターティン!!

 

抜けるような青空にマリンブルーの海!! 海を挟んだ向かいには淡路島が・・・

 

この素晴らしい景色とゆっくり流れていく島時間が非日常を贅沢に演出してくれます。

これだから島旅はやめられません・・笑

最初のスポット「第2砲台跡」に着きました! 長崎県の軍艦島のような雰囲気です・・

 

廃墟ですがこの島の景観と一体化していて、これはもうアート作品の領域です。

 

島>廃墟>アート ここ友ヶ島に多くの外国人の方が訪れるのも納得です。

洋風建築の「友ヶ島灯台」。明治5年にできた歴史ある灯台だそうです。

無人島らしい風景ですね〜

 

ここからは山道を奥へ奥へと進んでいきます。

木々の生い茂る薄暗い山道を登りつめると、目的地の「第3砲台跡」に着きました〜

ここ友ヶ島には5つの砲台跡や、弾薬庫跡など旧日本軍の施設跡が点在しています。なかでも最も保存状態がよく、当時のままの姿が残っているのがここ「第3砲台跡」です。

雰囲気がある石づくりの坂道を降りていくと・・・

おおっーーーー!

 

山中に突如として現れるその赤レンガの建物は圧巻そのもの!・・・ここは「第3砲台跡」にある弾薬支庫だそうです。

 

木々に覆われ、時代を感じさせる風合いが、自然とあいまってなんとも神秘的です。

人工的な建造物が歴史とともに朽ちていく過程で、自然と調和し一種のアート空間として存在しています。

普段の生活では見ることのない空間が、現実世界の目の前に広がっています。

 

ここ「第3砲台跡」には砲台跡が4箇所あり、そしてそれらが地下連絡通路で繋がれています。連絡通路の中は暗闇なのでライトを持って散策してくださいね〜

「第3砲台跡」をもっと堪能したかったのですが、残念ながらタイムアップ!

帰りのフェリーを乗り過ごすわけにはいきません。後ろ髪をひかれるおもいで友ヶ島を後にしました〜

 

自然と廃墟が生み出す絶妙のハーモニー。そして無人島という非日常感。やはり島好きはやめられまへんな〜笑