桃太郎伝説

桃太郎伝説のモデルと言われる吉備津彦命を祀っている前方後円墳。県内唯一の宮内庁管轄で立入禁止。神聖な場所でありパワースポットと言われる吉備の中山にある

【古墳の概要】

  • 中山茶臼山古墳は岡山市北区吉備津にある前方後円墳であり、宮内庁によって「大吉備津彦命墓」とされている。
  • 墳長約105メートル、後円部径約67メートル、高さ約11メートル
  • 墳丘は良好に残っており、現在は宮内庁によって管理されている。
  • 形状は前方部が開いた「バチ形」の前方後円墳で、前方部は南方向を向いている。
  • 墳丘外部では葺石が検出され、埴輪列の存在が推定されている。
  • 具体的な築造時期は明確ではなく、古墳時代前期頃(3世紀後半〜4世紀)と推定されている。
  • 古墳は吉備津と背後の平野を望む位置にあり、臨海性と内陸性の両面を持っている。
  • 吉備の中山には他の古墳も存在し、矢藤治山古墳や尾上車山古墳も知られている。

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